Artists Details

■略歴
富山県生まれ。
金沢美術工芸大学卒業。
フジサンケービエンナーレ現代国際彫刻展での
マケット入選をきっかけに彫刻制作を始める。
その後、グループ展、多数出展する。
1997 年 aaca 主催のアートパラダイス展、第 1 回展から第 14 回展まで、毎年連続出展する。
2011 年市川市美術展、審査員を勤める。
2015 年 aaca × スターツ共催 街に飛び出す作品展〈街中ミュゼ〉第 1 回で推薦作品に選ばれる。
商業アートを主に活動している。

樹脂でできた大きな作品たちを多く制作してきた。
緩やかでオーガニックなシェイプの作品は女性の体のようでもあり、
植物のようでもあり、何かの生物であるかのようだ。
それが宇宙とつながるのだと本人は語る。
生命体そのものが持つエネルギーや、空気を形に表すことにより、
空間がガラリと変わる。
どこか親しみやすいその形は、そこに存在することにより、
楽しげでありながらも、静かに佇み語らいかけるようだ。
子供達もまた、その形を触り、乗ったりしながら楽しんでいる。
彼の彫刻を作る信条として、
触れて感じれるものを作る、ということが一つある。
見ているだけでは理解しえない形を触れることにより、知ることができる。
それが彼の考えるコミュニケーションの形なのかもしれない。

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